弊社にお問い合わせをいただく最も多い内容が、
「中国企業から怪しい日本語で自社製品の問い合わせがあったが、どう対応するべきか」
「中国企業との契約を締結したが、支払いがなくて困っている」
というものです。
中国での業務に慣れた弊社ですので、いずれも営業代行業務として取り組ませていただけます。
得体の知れない企業との取引をするには憚られること、良い噂も聞くことが少ない中国企業との取引にあたって、結局のところ、その支払い能力について懸念されることは当然です。
いずれも企業コンサルとして交渉事などを通して、業務代行することが可能です。
正直に申し上げて、中国企業(海外企業)との取引は少なからずリスクがあります。
しかし、このコロナ禍にあって、さらには円安の状況下では海外との取引、商談は日本企業にとって大変魅力的なところでもあります。
与信調査をしようが、友好的でスムーズな取引をしていたところで、相手から支払いが遅れることがあります。
それは資金繰りのため、習慣的にそういう手法を繰り返しているケースもあれば、単純に担当者が忘れていたということもあります。
日本では考えられませんが、それが中国企業の常識と言ってしまってもいいでしょう。
それらを見越して事前に対策を練ること、そういうものだと思って見積もりや入金サイトを考えておく必要があります。
単純に取引リスクがあるから回避する、というのは重要な経営選択ではあります。
ですが、私の感覚的に申し上げますと、多くの日本企業の中には、海外取引に対して、食わず嫌いをしてしまうケースがあまりにも多いと感じます。
我々はリスクを知ったうえで、そのリスクを回避しながら営業代行することができます。
私は日本企業の経営者ですが、中国企業との取引では支払い遅延を筆頭に、様々なリスクが存在することをそもそも念頭に置いて商談に挑みます。
言い方は悪いかもしれませんが、薄利で取引をすることは極力避けますし、支払いサイトについても優位に運べるように打ち合わせを繰り返し、見積書、契約書に明記します。
たとえば、日本企業の見積書や契約書に、
商品発送時(納入時)に〇〇%の支払い
という表記の仕方があります。
一見何の違和感もない文言のように思われますが、これ、私からすれば曖昧の極みです。
なぜかと言うと、納入時と同時に支払いをすることなど不可能だからです。
となると、『発送する前』の支払いなのか、『発送して商品が確認された後』の支払いなのかは、大きな違いです。
もうお分かりかと思いますが、発送する前、であれば、入金が確認できてから発送すればいいですが、後者の場合は支払いの権限が相手にバトンタッチされています。
少なくとも、到着後○○営業日までに支払い、入金後○○営業日内に発送、とするべきでしょう。
これはあくまで単純な一例です。
日本の契約書に慣れて『甲乙双方が協調して解決する』なんて文言は、私からすれば、平和な日本だからこそ意味のある素晴らしい言葉ですが、中国企業との取引ではあってもなくても同じ、全く意味がない言い回しです。
こうした習慣の違いに一喜一憂するようでは、一つの取引が終わるころには疲弊しきってしまうでしょう。
弊社では経験が豊富、ということだけではなく、中国現地に交渉のプロが対応します。
もちろん他社よりも安価に、丁寧に対応することを心がけております。
是非この機会に、中国での営業業務代行など、弊社にご相談ください。
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