□中国語教室を絶賛開催中です。
お陰様で本年より始めさせていただいております中国語教室も受講者様にご好評をいただいております。
今なら入学金なども不必要で、オンラインでは2021年12月末までのキャンペーン、1時間1,650円~(税込 ※レッスン内容による)で、仕事終わりなどの夕方以降は2,250円~(税込)開催しております。
12月以降はオンライン以外でも常滑市を拠点に、愛知県知多半島エリア、名古屋市や三河地方のエリアを中心に対面教室も実施していく予定です。
もちろんオンラインは変わらず格安で、愛知県だけではなく東京だろうが大阪だろうが中国でも開催中です。
私自身も数名の受講者様にもう1年近く中国語を教えさせていただいておりますが、日本人が教えるので分かりやすいとご好評をいただくとともに、実は、自分自身の勉強、反省にもなっている実感があります。
本日はそんな中国語教室での中国語ネタを提供しようと思います。
↓過去の中国語雑ネタはこちら↓
■反舌音のもどかしさ
特に10年の中国滞在のうち8割方上海市で住んでいることもあり、中国語の方言には自分自身反省する部分が特に多いです。
上海人は、所謂反舌音の【H】や【R】の発音が苦手です。
【Zhi】【Chi】【Shi】【Ri】の発音ですね。
これは日本語の発音にもないものなので、実際に上海市や中国の南方地方(蘇州、広州など)で生活するには方言(なまり)としては有利?とも言えます。
例えば「私は日本人です」という言葉、「我是日本人」【Wo Shi Ri Ben Ren】は、まさに反舌音のオンパレードです。
私も大学時代に初めて天津市で留学をしたときには、自己紹介として最も良く使うはずの「我是日本人」が相手に伝わらずに絶望した記憶がたくさんあります(笑)
とはいえ、特にHSKや中国語検定のリスニングテストは基本的に「普通话」(共通語)で実施されます。
上海生活が長いと、「そんなに反舌音をハッキリ発音するか?」と疑問に思いそうですが、実際に北京や東北地方での発音は反舌音がとても綺麗に発音されるので、とても聞きやすい中国語でもあります。
普段上海市で生活している私としては、レッスン中は特に意識をしてこの反舌音を発音するように心掛けています。
□中国語の話し言葉(読み言葉)と書き言葉って何?
それからもう一つレッスン中でよく感じる(指摘、質問される)ことがあります。
それは「話し言葉」(読み言葉)と「書き言葉」です。
初級から中級に突入する中国語レベルの教室では頻繁に、「これは口語的な言い方ですね」などと説明をします。
すると受講者様から「先生、口語的とか文章的とかってどういう意味ですか?」と度々疑念の声が挙がります。
回答に窮してしまうシーンです(笑)
実は日本語にも「話し言葉」と「書き言葉」などという表現があるように、日本人はそれぞれ無意識的に区別をしています。
ものすごく細かい部分ですが、例えば話し言葉の「すごい」という言葉は書き言葉では「とても」とか「非常に」と表現されるようなことです。
もっといえば、例えば「拝啓・敬具」とか「さて」とか「ら抜き表現(食べられない、食べれない等)」など無意識的に様々な違う表現をしているのです。
確かに中国語の書き言葉には「尊敬的顾客」とか「亲爱的朋友们」とか、日にちでは「号」を「日」と表現したりと様々、書き言葉と読み言葉の違いがあり、日本語よりも複雑なように感じます。
それに私も大学生の頃の中国語授業には「口语」と「阅读」(口語と閲読)という異なる授業科目がありました。
これらを理解することは本当に難しいですし、どうしても感覚的な問題もあります。
始めはそれらを意識的に区別する必要はないのかな、とも思いますが、熱心な受講者様の前にいい加減な答え方もできない、教える側も大変苦労させられる部分です(笑)
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