NEWS/TOPICS

2021-06-07
SNS活用術の営業サポート。

私が10年近く中国でビジネスをしていた感覚ですが、ハッキリ言って、日本の企業はSNSの活用が下手だと思います。

中国人はこのSNSでの営業活動が恐ろしく上手です。

いくつか理由がありますが、まずは日本の企業は営業実績などを大々的に発表することがどこか憚られます。

それは得意先様全てに許可を得ないといけないような気分になるからだと思いますが、中国でのそれはお構いなしです。

ちょっとした企業の内部事情が暴露されているのではないかと心配になるほどですが、意外なことにそこまでの激しさはなく、それでもあることないこと、自社の広告宣伝のために利用する手法が得意と言えます。

実際に自社がかかわっていない物件であっても、インターネット上では載せなかったとしても営業トークであたかも自社の納入製品があるかのように言い回ります。

さすがにここまでの手法は如何かとは思いますが、それでも指をくわえているだけでは中国企業にやられっぱなしです。

私は過去に自社のお得意先を同業他社が営業中に新規の顧客に対して、自社製品を納入していると言いふらしていた、という経験があります。

悔しい!腹が立つ!と思ったものの、まあ分かる人には分かるはずだ。

などと上から目線で対応していたことがあります。

しかし、実際に中国のお客さんはその人気店にA社が納品しようがB社が納品しようが、あまり関係ありません。

嘘をついたからと言ってこの会社は一切取引しない!なあんてことは意外なほどに少ないのです。

そんな会社こそSNSの営業拡販が大変お上手なのですが、やはりそれをやり方が中国だから相手にしない。などという一方的な論理で無視していたとしても、実際には売上を他社に取られてしまうのです。

この点はまた実例を上げながらご紹介しようと思いますが、日系企業が中国で生き抜く上ではSNSでの拡販は不可欠ではないかと強く感じます。

弊社はこうした企業の営業展開のアウトソージングから、運用の手法のアドバイス等、具体的に踏み込んでサポートを行っています。

ご興味ある方、是非一度お問い合わせをいただければと思います。