現在、中国へ渡航にあたってはＰＣＲ検査が義務付けられていますが、最近私が聞いたのは私の地元の田舎の病院で３万４千円とのことでした。

ところが、その後別の問い合わせをいただいてフォローさせていただいている企業様のお話を伺うと大阪の中心部の病院では５万円を超えるとのこと。

さすがにビックリして私も問い合わせてみましたが、その通りでした。

別の知人は家族帯同で中国へのビジネス渡航をするとのことですが、飛行機代が30万円を超えるようなもので、その上ＰＣＲ検査が５万円とすれば、家族３人で100万円近い経費になります。

これも全てコロナのせいではありますが、それを企業が負担をするとなると、なかなか儲かっている企業でなければ大きな痛手です。

とはいえ、中国へ進出する企業の中ではこうしたリスクはつきもので、しかしながら、これ以上中国現地での事業をそっちのけにしても困る訳ため、渡航が可能であるタイミングで費用を掛ける判断をする企業が多いようです。

企業の性質にもよりますが、現在のところ中国ではコロナによる経済的なダメージは少なさそうですので、こうしたタイミングで中国事業を盛り返す試みは大事です。

もちろん中国国内のニュースを鵜呑みにはできませんので、各人のリスク管理は非常に重要であることは念頭に置いて社員を送り出してもらいたいところです。