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2021-08-02
9月7日から12月まで中国渡航予定。

9月7日から12月中旬を予定に中国に渡航することになりました。

行きの飛行機は予約が完了しましたが、12月の帰国便はまだ手配しておりません。

この間メールは繋がりますが、日本の連絡先からの対応はできなくなる(対応が遅くなる)可能性が高いのでご了承ください。

個人的な話になりますと、2020年の春節前に帰国してからというもの、とんでもない災いに巻き込まれたと感じておりますが、先日母校の愛知大学で就職活動を控えた皆さんの前で講演をした際にもお話をした通り、これは誰しもが大変な思いをしていることです。

就活生を前に大変だねえ、と慰めるのは簡単ですが、誰しもに訪れている困難でもあり、これから先も同様に世界が混乱するような事件が起きることは可能性として十分ある訳です。

飲食店も大変ですし、医療関係、航空関係、就活生も大変ですし、就職したばかりの人も大変な思いをしています。

海外で業務をしている人も不安な日々を過ごされていることでしょう。

我々は、それでも前に進まなければなりません。

と、まあ自分を奮い立てたところで、、現実的な話を一つ。

現在時点、上海への到着後、隔離期間は14日間となっております。

2020年末にも中国へ渡航をしておりますが、その際も14日間はホテルに缶詰状態。

思い返せば2020年の2月、そうコロナウィルスが世界に侵食する前に長きに渡った中国生活から脱出しました。

このときはあくまで、一時的な脱出、長くても半年で中国へ戻り、日常生活を取り戻せる、そんな淡い考え方でしかありませんでした。

漠然とした危機感さえ感じていましたが、まさかその当時は、今後全世界に渡って大きな影響を及ぼすことを考えもしませんでした。

暑くなる夏頃には落ち着くのではないか、今年いっぱいで渡航も解禁されるだろう、2021年に入ってからはワクチンさえ接種できれば、、などと、今思えば楽観的な意見が支配していたような気もします。

未曾有の被害を目の当たりにして、平穏に向けた心のバイアスが勝手に掛かっていたように感じます。

感傷的に話が脱線してしまいましたが、今回の渡航に際して。

現在、上海への航空チケットは日本円で15万円前後します。

往復のチケットを購入しようと考えていたのですが、なぜかうまくいきません。

その頃には減便されている航空券の状況も変わるのではないかと、またもや淡い期待を抱きつつも、とりあえず中国行きのチケットだけを確保しましたが、15万円です。

気軽に旅行に行こうと考える人は今でもそういないでしょうが、この航空券価格がベーシックになってしまったら一体どうなるのでしょうか。

以前はあらゆる経費を考えても10万円もあれば、十分に日中間を往復ができただけできていたものが、3倍以上の価格での往復を強いられます。

中国事業に力を入れている中小企業では、駐在者の帰国なども合わせて、会社全体で年間10回も20回も社員の日中間往復の機会があったのではないでしょうか。

その価格が3倍に跳ね上がってしまうと、往復の回数を減らそうと考えるのは当然で、そもそも隔離期間が常時14日間も設けられてしまっていれば、そんな事も言っていられないかもしれません。

隔離を考慮しなかったとしても、以前のように出張で14日間、往復で30万円の航空券は負担額があまりにも大きすぎます。

また隔離期間はホテル代、食事代は当然有償です。

これも意外と軽視できないもので、以前の14日間隔離では6,000元前後の費用が掛かっていました。

このように費用負担は中国への渡航に際して、以前と比較できないもので、何度も言うように隔離期間の従業員給与なども加味すれば、とても現実的なものではありません

最後に営業となりますが、、

今回冒頭の通り14日間の隔離生活も辞さない構えで渡航を決行することになりました。

費用的な問題等に頭を悩ませて今も中国に渡航できない状況が続いているかもしれません。

こうした企業様のご悩みにお手伝いしたいと考え、現在、様々な中小企業向けのサポート事業を行う予定でいます。

弊社が得意とする、中国での営業代行、設備関係のアフターフォローや、売掛金回収に関する業務サポート、中国の子会社関連企業の動向調査、駐在員の心のアフターケアなど。

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この機会に是非お問い合わせをいただければと思います。