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2021-02-03
駐在員中国語レベルの必要性。

私は国内海外、もちろん中国国内リーグのサッカー観戦するほどスポーツ観戦が好きですが、先日とある記事が話題になりました。

フランスで活躍する日本代表でもお馴染みの酒井宏樹選手がフランス語の習得ができていないことでやり玉に挙がっているという記事です。

私は英語はカラッキシできませんが、中国語はビジネス上必須のもので、特に営業畑でトークをしなければ生きていけない性格上もあってか、中国語は上達できました。

もちろん大学時代に少し勉強をしていましたので、基礎は出来上がっていて、それに単語力をアップさせて、後はとにかく現地で中国人と中国語で会話することで語学力を向上させていきました。

サッカーの話に戻しますと、私はサッカーだけでなくスポーツの日本代表監督が外国人であることは大きなアドバンテージだと思っています。

もちろん専門的な知識や指導力、当然日本代表の指揮官ともなれば卓越した能力を持つ通訳が専門で付きっ切りになることは当たり前ですが、それでも一刻を争う現場におけるタイムラグや感情の伝達といった側面に置いては異なる言語での交流は多少なりともマイナスに作用することは明らかだと感じるからです。

これは私が中国で実際に感じたことで、それをキッカケに中国語を学ぼうと決意しましたが、現地の言葉を覚えることは、その場所で活躍するためには絶対的に必要だと思っています。

そういう意味でも日本代表の場合、指揮官がフランス人だから選考されるメンバーはフランス語ができる人が優先とはならないですからね(笑)

選手やサラリーマンが、ある海外で居住しビジネスを展開するのであれば、現地人と同じレベルとまでは言わずとも、交流に必要な専門的な言葉や、言語能力そのものは情報収集能力に明白な差を生み出すでしょう。

酒井宏樹選手がどの程度のフランス語を話せるか分かりませんし、スポーツ選手のそれとビジネスマンでのそれは全く異なるものであり、得手不得手に個人差があるので何とも言えませんが、それが結果として彼らが手にする契約やサラリーに影響をするとなると大きな問題です。

特に今の若い現地駐在者の方々には中国語を巧みに操る方が少なくないようですが、やはりこの差が会社の内外の情報収集能力に繋がっていることも感じられるところです。

この春節を中国語を勉強されるキッカケにするのは大変オススメです。