もう15年以上も前にその存在こそ知っていたのですが、8年前の中国での業務にて初めて係わりを持たせていただいた社長がいます。
温浴施設、ホテルなどのレジャー産業施設の建築設計士の社長で、業界では泣く子も黙るほどの有名人ですが、中国の営業業務の一部を、この度委託いただきました。
ここ10年で中国における温浴施設は大変繁盛していました。
私が初めて中国に行った20年近く前は、中国という国はその人件費の安さから、アジア、世界における工場と呼ばれ、製造の中心的役割を担っていました。
それにより大きな発展を遂げた中国は10年の時を経て、第一次産業ではなく第三次産業の市場でターゲットとなっています。
たった10年で驚くほどの変貌を遂げた中国ですが、温浴事業やレジャー施設の需要の高まりも加速度的に発展を遂げました。
三度の飯よりのお風呂好きの私からすると、まだまだ日本式温浴施設というものの完璧な実現はできていないと思います。
ただ、彼の作品で中国における建築の部分では日本式が完全に再現されており、作品の精度は筆舌に尽くしがたいものです。
具体的な表記はとりあえず避けさせていただきますが、私個人としてもビジネス抜きで心から尊敬する社長の業務を委託させていただけることを誇りに思いますし、何としてでも実現したいと心から願っています。