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2020-08-05
河北省のとある田舎の話。

河北省で以前お世話になったお客様と交流する機会がありました。

高速鉄道も通っていないような場所ですが、武漢市から100㎞とコロナの始まりの頃は戦々恐々としていたような場所です。

3月いっぱいまでは外出も憚られるような状況が続いていたと聞いていたので、現状はいかがかと尋ねてみたところ、全くの日常を取り戻したとのことでした。

3月の中旬頃は子供の学校などの見込みが立たない、外出もできない(しない)、とのことでしたが、今では夏休みではあるものの学校も通常通りの日程で、交通も通常通り、スーパーや百貨店も日常の喧騒を取り戻したとのこと。

もちろん外出の際にはマスクも利用し、健康を確認するQRコードも一部では利用して、入場制限などは最低限行っているようでした。

経済的にはどうか、と聞いたところ、上海と同じように映画館や酒場、カラオケなどは営業をしているものの以前ほどの活気を取り戻すことは難しく、やはり三密を伴う場所、会話をする声を発するような場所は敬遠をされているようでした。

やはり一部のこうした三密の場が経営の悪化で閉店してしまったりということもあったようで、その点では上海でも似たような感じかなあという印象でした。

武漢も今は往来が通常に戻っており、もちろん気を緩めることはでいませんが、日本で続いているコロナの影響よりもかなり和らいでいる印象が中国の全土にあるようです。