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2022-04-12
最近の話題。

上海は専らコロナ政策の真っただ中ということもあり、ビジネス面でも生活上にも大きな問題が溢れています。

色々な報道はありますが、上海人は比較的従順に生活を送っているようにも思います。

ところで、これまで様々な中国現地の人々と交流をしながら、あーでもないこーでもないと、今後のコロナ政策について語り合ってきました。

が、ある意味私の中でも結論が導き出された一つの会話がありました。

度々登場する台湾のY社長と同じく、私の大先輩である長く上海で生活されている日本人経営者のH社長。

彼女のこの議題の結論は明白でした。

武漢以降、中国ではポツリポツリとはコロナ感染者が出ていましたが、早期発見、早期隔離の徹底がされたことで、ほとんどの人々の生活には大きな影響が出ませんでした。

その政策は一般人の多くは支持し、今回は上海で大きな経済的リスクを承知した上で、大規模な隔離政策が実施されました。

一部では政府の面子だ、などと批判的な意見も見聞きするものの、この1年間で大きな影響なく過ごせたのはゼロコロナのお陰であり、決して面子でも盲目的ではなく、政府は経済活動を踏まえても、これがある程度の正解だったと判断していることは明らか。

単純に今は緩んだ波を抑え込んでいる状況で、今後も感染拡大に対しては、強く政策を打ち出すだろう、と。

日本の情報も十分に知った上で、中国政府の強く抑えて、開放、強く抑えて開放、というコロナ感染の交互の波はゼロコロナとは言えないが、H社長はやむを得ないと支持しているようでした。

この上海での政策を見る限りは再び限りなくゼロに抑えた上で、経済活動の再開をするだろうとのこと。

したがって、感染力の強い変異株であるから、5月中旬までは我慢するつもりでいますと言い切っていました。