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2022-03-16
景徳鎮の茶器(ホタル・蛍)を輸入しています。

◇陶器と言えば壺湯(つぼ湯)?

今日は少しザックリとした宣伝を。

弊社は愛知県常滑市に位置しています。

常滑市と言えばLIXILさんを代表とする陶器の町でして、中国でも陶器のお問い合わせをいただくことがございます。

特に弊社では温浴施設のコンサルティング事業の立場から、日本にあるつぼ湯をご提案させていただくこともあります。

ところが、以前常滑焼のつぼ湯の製作提案に取り組んだところ、常滑市ではそのような大きなつぼ湯を生産する窯が少ないことや、実際に納期や価格面(輸出入)などで、とん挫してしまいました。

結局日本と中国の架け橋になることはできなかったのですが、それでも温浴施設には壺湯が必要なので、中国での温浴施設の提案として景徳鎮という中国屈指の陶器の町を訪れたことがあります。

◆景徳鎮は今も世界の陶器工場。

景徳鎮市は中国の江西省にある、中国屈指の陶磁器の生産地です。

お茶の有名な中国にあって、景徳鎮市は「瓷都」(陶磁器の都)と呼ばれるほどの陶磁器の名産地です。

最初に訪れた工場では、つぼ湯?なんのこっちゃ?と塩対応ではあったのですが、大きな窯も有している工場でしたので、アレコレと説明をして、実際に数個のつぼ湯の製造をお願いしました。

それもそのはず、陶磁器の産地である景徳鎮市といえども、お風呂窯に使うというのは、あまり過去に例のないことだったのかもしれません。

実際には風呂窯だけでなく、適当な吐水口や目皿の埋め込みまでを検討し、製図をしてご依頼させていただきました。

特に目皿の埋め込み部分については、意図的に穴を開けておかなければならないなど、工場側も妙な依頼だったとは思いますが、真摯に対応していただきました。

そんなこんなで、景徳鎮産の陶磁器によるつぼ湯は手際よく完成しました。

それにしても、この景徳鎮市、私のイメージでは陶磁器などは現代ではそうそう売れるものではないのかと勝手に想像していましたが、なんのその。

非常に活気あるどちらかと言えば近代的な町並みでしたが、それでも至る所に陶磁器関係のお店や工場があって、観光地化されているほどでした。

◇景徳鎮産の茶器を日本で販売します。

前置きが長くなってしまいましたが、その景徳鎮市の工場があるオーナーのY社長から景徳鎮産の茶器を日本で販売してくれないかとご依頼いただきました。

最初にその話を聞いたときは、私は専門家でもありませんし、販路もありません、中国のような巨大なマーケットも日本にはないから、難しいと思います、とお断りしました。

しかし、過去にも日本への展開をお考えだったようで、そのパートナーとして中国語ができ、中国に精通する日本の企業であれば是非パートナーとして協力していきたいと言っていただきました。

また、本物の「瓷都」景徳鎮の陶磁器を日本の皆さんにも手にしてもらいたいと言っておられました。

その後調べてみると、確かに日本でも中華街やインターネットでも販売されているようですが、Y社長に言わせると、「偽物というか2級品、3級品と呼ばれる品質のものも多く出回っている」ようです。

今回弊社の事業として行っている中国語教室内で、茶器が大好きな受講生のMさんにプレゼントをしたところ、このような本物はなかなか手に入らないし、相当な高額な製品ではないかと言われました。

まずはそんな景徳鎮産のホタル(玲珑盖碗)と呼ばれる製品を是非販売してほしいと言っていただきました。

もちろん正規品、輸入に少しお時間をいただきますが、ご注文から2~3か月程度でお届けできるよう努めます。

また製品はオリジナル性の輸入も可能なので、それこそつぼ湯もそうですが、必要なデザインなどがあれば別注品の作成も可能だそうです。

実物を見ましたが、こちらの製品はかなり綺麗だと思います。

上記の8点セットですと、25,000円(税込)でお手元にお届けできます。(為替レートによる)

もちろんこれ以外にも製品はあり、別注品、受注生産品も承ることが可能です。

是非、ご興味の方はお問い合わせください!

お問い合わせフォーム – JNG (jng-chenqin.com)