一般的にタブーとなるような春節前の売掛金回収、前回お話の通り、この時期の売掛金回収は中国ではアリなのです。
お問い合わせをいただいて、これだけスムーズに行けてしまったので驚きましたが、中部地方の輸出業務代行をされているC社さん。
コロナ禍の最中に1年近くを迎える未回収案件がありご相談をいただきました。
こちらから中国人スタッフを派遣してヒアリングの上、第三者機関としての立ち位置で弊社の協力会社の晨沁公司からスタッフを訪問させていただき、こちらとテレビ会議の上戦略を練って先方の企業さんへと資金回収の商談に出かけました。
1年近く支払いをしていない中国ローカル企業のY社ですが、結果は後日お支払いをすぐにしますとのこと。
タイミング的に難しいと思われるところでの初見でしたが、Y社さんが言うにはコロナ禍で見通しが立たないと思い支払いをしていなかっただけで、業績にそれほど大きな影響もなく、資金の見込みが付いたので支払いますよ、とアッサリ言質をいただけてしまいました。
要因としては根気強いアポイントで第三者機関としての弊社からの訪問で相手がたじろいだこと、理論的な理詰めや、この時期ならではの営業トークの展開です。
打ち合わせ翌々日にはお支払いが確認されるという、見事なまでの解決でした。
我々は顧客のご要望に応じつつ、特段のご要望がなければ第三者機関として訪問、資金回収の商談に入ります。
これは実際に影響は非常に大きく、第三者機関としての専門業者が専門的な知識に裏付けて商談を進めればかなり大きな効果があります。
損はさせませんので、売掛金の未回収などの事案があれば、是非一度弊社にご相談していただければと思います。