春節は真面目な経営者にとっては厄介なものです。
こんなことを言うと社労士さんには怒られてしまうかもしれませんが、それにしても中国人はあまりに春節を重視することで仕事はほったらかしになる傾向が強すぎるのです。
偉そうに自分が若いころはなあ、などと言うつもりはありませんが、この時期はもう諦めるほかありません。
2021年の春節法定休暇は2月11日から17日まで。
2月7日と20日は振替で出勤日となりますが、上海出身の従業員はともかく、外地出身の人々はこの7日からウォーミングアップを始め、20日には出勤しようかな、という程度の雰囲気になります。
会社をまとめる総経理や経営者の方々は、中国では春節が2週間丸っとお休みになることを覚悟しておいた方がいいでしょう。
そんなことでイライラしても仕方ありません。
なぜなら協力会社、関連会社さんもほとんどお休み状態なのですから。
ただ、今年は少し様子が違うようです。
コロナ禍の余波で高鉄や飛行機の座席は予約制になっている模様。
事前に予約がなければ動くに動けないような規制が出てきているようです。
昨年は地域によってはもっと酷く、それどころではなかったですが、何度も言うように今年もまだ皆の心の中には外出自粛の意識が働いていることは間違いなさそうです。