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2021-01-21
星巴克と瑞幸咖啡。

中国でのコーヒー業界の店舗展開でしのぎを削る両者ですが、以前にも重点的に瑞幸咖啡はピックアップしたので、是非過去の記事を見ていただきたいと思います。

ところでこの2社の圧倒的な違いはやはり店内での飲食ができるかできないか、という点でしょう。

瑞幸咖啡も店舗によっては軽食可能なブースが設けられていたりしますが、基本的にはテイクアウト中心です。

私もどちらかと言うとせっかちで、せわしなく動いているタイプなので、待ち合わせでもなければゆっくりと座ってコーヒーを飲むということはあまりなく、価格メリットの高い瑞幸咖啡を探す機会が多くなりました。

さて、今回はその両者の違いから人々の生活感を考えてみます。

実は世界的に見ても日本人は、私と同じように店内飲食をするケースが圧倒的に少ないようです。

日本はテイクアウトの人数の方が圧倒的に多いそうですが、欧米や中国はその逆で店内でゆっくりと過ごす顧客が多いそうです。

確かに中国の星巴克ではパソコンを広げたり、打ち合わせをしたり、談笑をする人々を多く見かけます。

ところがここにきて、特に上海や北京などの都心部にはテイクアウト比率が高まっているようなのです。

それはやはり冒頭の通りせわしなく活動をする人が多くなってきたこと、そしてコーヒーを嗜む絶対的な人数が増えていることが要因だそうです。

これからもこの両社は徐々に都市部から地方への展開に力を入れていくことになろうと思いますが、中国の成長曲線や人々の生活リズムに合わせた環境づくりや店舗展開がカギになることかと思われます。