NEWS/TOPICS

2020-12-26
日本へ帰国する人々への体制。

日本から中国への渡航後の様子は過去の記事にも書いた通りですが、個人的な事情で今月末に計らずも日本への帰国を予定しております。

一旦帰国をした後、本来であれば2、3月には再び中国へと舞台を移したいのですが、この見えない情勢の中で計画をすること自体が困難と言えそうです。

とはいえ、残された中国滞在の期間でどれだけ中身の濃い状況にしておけるかは私にとって最大の業務なのですが、そんな中でも今までと異なる体制ので、日本へ帰国後はどのようにしたら良いのかも模索しなければなりませんでした。

中国へ入国した際には逃げられないようなバリケードを潜り抜け、当たり前のように準備された隔離用のホテルへと入れ込まれましたが、日本での帰国時にどのような手続きが待っているかは具体的にはまだ未調査であるものの、移動手段などについては明確な回答が外務省のwebサイトにも乗っていました。

まずは帰国後14日間の居住区についてです。

これは日本に自宅のある私の場合はさしたる困難はありません。

それに続いて注意事項は公共交通機関を使用してはいけない旨の規定です。

しかし、特別に手配されたバス及びレンタカーは可、とあります。

関西国際空港の某レンタカー屋さんへ連絡すると、今は私のようなケースでの帰国者の対応がほとんどで、通常通りレンタカーを手配してくれればOKです、とのことでした。

入管での手続きは様々困難はあるかもしれませんが、日本人による対応でしょうし、大きな心配はないでしょう。

問題はむしろ日本のその対応。

もちろん帰国者本人である私としてはスムーズに行ってもらえることは助かりますが、お国柄の違いもあって中国ほどとはいきませんが、それでももう少し何らかの制限があってしかるべきなのでは、と不安にさえ思ってしまいます。

いずれにしても出国先を問わず一律の体制、レンタカーはOK、14日の隔離先が住居が自宅でも、同居人がいてもOKというのはいささか疑問符が付く点でもあります。

ネットで騒がれているような入国を禁止せよ!というようなお言葉は私のような海外で生業を立てるものにとっては厳しすぎる話ではありますが、それにしてもあまりにも軽すぎる警戒には疑念を抱かずにはいられないのも事実です。