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2020-09-25
日中間の人々の往来が緩和される方向。

もう半年近くこの話題は大変デリケートな問題でしたが、もうそろそろ日中の間だけでなく、菅首相の話からも全体的な緩和が始まると見て間違いないようです。

まず、大前提として、日本は小さい島国であり、他国から様々な物資を輸入したり、輸出しながら生きていくというのは間違いなく最も大事なことです。

こうした状況に世論の反応は様々で、先ほどとあるニュースでは、まだ早いとか隔離機関を設けるべきだとか意見が出ていました。

実際に対策が全くの丸腰では危険かもしれませんし、私の立場で意見をしてしまえばどうしても交流を積極的に行うことを良しとしてしまうと思われてしまうので、慎重にならざるを得ないのですが、それでも私を含め待ちに待った状況である企業や人は少なくないのは間違いありません。

私はSARSを大学生時代に中国で直接的に目の当たりにしました。

その時の絶望感は20歳になろうかという時分でも、自分の置かれた境遇が恐ろしくて、涙をこらえるのに必死でした。

SARSよりも強烈な影響を今もなお与え続けているコロナウィルスですが、今怖いのは何も死を感じることだけではありません。

経済的な死、目いっぱい仕事ができないことへのやりがいを奪われる状況、見通しが効かない状況が怖くて仕方ありません。

私はこの方向性が今決断されることさえも遅すぎるのではないかと感じています。

PCR検査の陽性証明の提出義務付けや体調の把握など体制を整えるのは政府の仕事で、それを守るのが我々企業人でもあります。

これからもコロナウィルスの脅威はもう少し続いていくことでしょう。

それでも前を向き続けなければ私たちは生きることができません。

与えられた義務をきちんと全うし、自らを防衛しながらも、それでも前進していいよ、と言われているような気分で、少なくとも私は心がすっきりしています。