噂の域は出ませんが、少し信憑性のありそうな情報を得ました。
出所もそれなりに信用できるところで、当ブログにも掲載の許可をいただきました。
特別大ニュースという訳でもないのですが、中国でも少しずつ入国規制の緩和を行っていくのではないか、という噂話です。
今世界でも、特に欧州や米国では、入国制限の緩和に動き出しています。
アジアは全体的に見ると慎重な姿勢のようですが、特に自由主義国については隔離規制の緩和が進んでいます。
様々な意見があるところですが、私個人としては羨ましいというか、中国もそうなってくれれば大変ありがたい話です。
中国が懸念しているのは大きく2点。
まずは当たり前ですが、国内の感染者が増加してしまうこと。
例えば市中感染を引き起こすような自体は避けたいし、更には特定の小区を閉鎖して全員隔離措置などを採らなければいけない場合、その特定の地域の市場が乱れやすくなります。
それは以前にも感染が広がった際に引き起こしてしまった現象で、強硬な措置には必ず国内の情報でも尾ひれがついて民衆の間で噂話になってしまいます。
中国ではこれまで感染拡大を極限まで抑えることに成功しましたが、その反面今度は緩和の動きが鈍くなってしまっているのも事実です。
当初は感染拡大を押さえ込むことに躍起になったことで逆に国民は過剰なまでにコロナ感染を恐れてしまっていること、政府も強行措置に対して人権無視だなどと批判をされることを避けたい、という矛盾があるようにも映ります。
しかしいずれにしてもその火消しは中国政府がある程度得意とするところでもあり、実際にかなりの強硬策では会ったものの、このコロナ対策は中国国内では総じて政府が評価されています。
しかし、既に中国では良くも悪くも感染者、感染の疑いがある人流の制限を行う態勢が出来上がっています。
小規模な市中感染が起こったとしても、大規模な感染拡大になるような可能性は低いという見方も強まっているようです。
この点については、やはり国民がどれだけ感染を恐れすぎないように誘導できるか、が入国制限の緩和に結びつきそうだ、ということでした。
次に、懸念点というよりは、緩和への糸口という視点では、コロナウィルスの治療薬の開発が望まれます。
治療薬が出来上がったと大々的に報じることができれば、国民の恐怖感も緩和することが可能で、それによって入国制限の緩和には大きく結びつくのではないかという見方はかなり強いようです。
中国政府も恐らく自国開発のワクチンについては、若干の不安点を抱えている認識はありそうで、そもそも感染拡大を抑え込めているため自国内で有効性を証明する実地的なテストができていません。
海外でも中国ワクチンの有効性に対する疑問点が少しずつ出てきているように、それは実は中国国内でも同じように捉えられています。
要するにワクチンを接種したからと言って国内の移動制限やその追跡を止めることができていない、これが何より国民が懐疑的になる理由でもあります。
ですが、今度は治療薬が開発され、その死亡率が減少されるという下地があれば、本当の意味での収束が近づいていることの証左にもなります。
そこまでたどり着いてようやく入国制限の緩和に繋がるのではないかという見方は当然ながら強いとのことでした。
それから、中国で定められる入出国措置は、意外と他国の動向を気にする傾向が強く、例えばこうした入国制限の緩和措置も日本や韓国に追随するような可能性も大いに考えられるというのです。
様々な意見があるであろう入国制限の緩和について、でした。