現在ある顧客様において回収業務の相談を請けさせていただいています。
交渉の末、毎月月末に数%をお支払いいただくことでまとまり、契約書に別途として協議書を作成、双方の押印で年末まで少しずつ進めていくことになりました。
3,4か月継続して期限前にスムーズなお支払いをいただいており、ほっと胸をなでおろしたのです、が。
5か月目にパッタリとお支払いが止まります。
当然毎月末に電話等で催促をしていたのですが、担当窓口からOKの返事をいただいていただけに入金がないことでビックリ。
再度担当者さんに電話をするもつながらず。
こうなると事務的な対応に戻らざるを得ません。
正式な文書で再度催促を行い、合わせて書留形式での文書送付。
顧客様にも状況を説明すると、手段は任せるが強硬策でお願いします、とのこと。
せっかくコツコツと交渉先との関係を築いてきたのに、急に状況は様変わりしてしまう、なんとも残念な結果。
ですが、こういうケースは数多存在します。
売掛金回収業務は常にギリギリの駆け引き、相手を信じすぎてしまうと、それだけショックも大きい。
このような売掛金の回収を現地駐在員の総経理様ご本人だったり、総経理様の指示を仰いで部下が交渉するのは、法律知識もなく、しかも既存の業務もあるので大変な作業で、企業としても効率のよい作戦ではありません。
我々は訴訟業務自体は引き受けられませんが(ご紹介可)、それまでのプロセスであったり、実際の交渉事を第三者の立場(もしくは自社社員としてでも構いません)で実施することができます。
完全出来高制で進めますので、金銭的な痛みを伴うことがありません。