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2020-10-11
国慶節の話。

そういえば国慶節を全く話題にしていませんでした。

中国に住んで10年近くがたちましたが、正直いまだに中国固有の休暇には疎いです。

さて、今回の国慶節いつもと異なるのはやはり鎮静化をアピールした中国とはいえ、それなりに厳しい外出規制も敷かれていたことが印象的です。

弊社の社内でもどこか外出したの?と聞いてもみな一様にステイホーム。

出歩いても上海市内ということが多かったのが印象的で、それもそのはず外出には一定の自由がない限り出ることはなかったようです。

それもそのはず、上海市内の観光地が盛り上がることはあっても、上海市内在住の人々では多少休みを満喫した程度で、高速鉄道や飛行機を用いての外地へ遊びに行くというのは、ほとんど稀だったように感じます。

一方で様々なニューストピックスを拝見するとどうもそうでもなさそうで、多くの人が賑わったという情報が目をつきます。

黄山では観覧者に上限を設けたがそれに到達するまでではなかったものの、人々tで賑わった、というような表現。

聞いている情報をニュースとでは少し乖離があると思わざるを得ませんでした。

日本での報道も中国では多くの人々が何億と行き交う、といったニュースが大勢を占めていましたが、そもそも人口が十倍も異なることもありますし、やや懐疑的な見方を私はしています。

実際に、少し地方の都市部の方々の話を聞いても外出はややトーンダウンしている気もします。

それもそうです、最大の連休に当たる春節であれだけ人々に規制されたのに半年で完全回復、とまで流石にいかないと思っています。

それでも上海の街はもう既に通常活動、慎重さこそ必要ですが、発破をかける意味でも政府は経済活動の活性化には注力しているように感じますね。