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2020-09-29
噂話は事実よりも怖い。

つい最近の出来事です。

とある物件を売却したい意向を持ったオーナーAが、身近な知人であるBに売却話を持ち掛けました。

知人Bは興味はあったものの、もろもろの事情で諦めることにしました。

知人Bは諦めるまでの間に、信頼のおける知人Cに相談をしていました。

知人CはオーナーAともつながっているため、オーナーAに直接、話の有無について聞き、ほとんど三者で話をコロコロと回していた状態でしたが、知人Cは知人Bよりももっと違った買い手がいると感じ、オーナーAには黙っていくつかの知人にもその売却話を持ち掛けたのでした。

すると、知人Cから聞いた知人Dや知人Eが面白おかしく互いに話し合い、果ては知人Fや知人Gまでがその話を興味深く聞く、、、というようになりました。

すると知人Hまで知ったときにはオーナーAの会社が倒産するらしい、と話が膨れ上がってしまっていたのでした。

と、嘘のような話の流れですが、紛れもない笑い話でもない、実話です。

このコロナ禍において、より一層そうした噂話が尾ひれをつけて大きくなってしまうことが増えたように感じます。

メディアリテラリシーという言葉をこの数年、特に最近自分の中でも大事にしています。

情報の正誤性を正しく理解し把握する力は、多くの情報が行き交う昨今、ビジネスパーソンにも本質として求められる非常に大事なスキルであると感じます。