毎日のように久しぶりだったり初めてだったり、様々な人とお会いする機会に恵まれています。
さすがに私のように2回も隔離の経験をした人は少ないので、話の取っ掛かりとして最高のツマミになります。
一方でやはり何度もこちらのブログで記事にしているように、今後入出国をしながらビジネスを展開する者として、入国制限の緩和は一つの大きなテーマでもあります。
必要があれば中国全土を飛び回る覚悟の私ですが、中国国内出張でも様々な制限がありました。
今回の出張でまたいくつかのトラブルがありましたが、それらをいくつか紹介していこうと思います。
先に予約をしてホテルに到着してから追い返される訳にはいかないので、先に連絡をして外国人のチェックインが可能かどうかを確認しますが、場所によっては10件以上断られるケースもありました。
公共交通機関は全国各地どこに行くにもマスクは必須なので、マスクはいくつか持参しておきましょう。
それからもう一つ面倒なのが、それぞれの場所で必要となってくる場所ごとの健康コード。
私自身まだイマイチそれぞれがなぜ必要になるのか理解をしていませんが。
こちらは上海の健康コードで、隔離前から様々なところで申請をするようになっています。
今回よく使ったのが、この行程コードと呼ばれるもので、過去14日以内にどこに滞在していたかなどが表され、感染が確認された地域などに滞在していたりすると、黄色や赤色となってしまいます。
ただ、昨年末には一緒に出張に行った一人が黄色が表示されていましたがチェックインはなぜだかできてしまいました。
そして今回最大の難敵だったのが、北京の健康宝と呼ばれる北京独自のコードです。
パスポートの原本を写真に撮り、様々な情報を入力してようやく現れるこの画面が必要となります。
上海駅でも上海の空港でも北京行きということが分かると、このコードを申請するように言われます。
この最大の難点が、駅や空港で用意されているQRコードを読み取っても申請ができません。
身分証を前提とした入力システムなので、身分証がない外国人は登録できませんと出てきます。
そこで登録するのが、このhealth kitと呼ばれる外国人専用?のものです。
こちらででは通常の北京の健康宝と違い、身分証としてパスポートを選択することができます。
最初は面倒なので、外国人だから登録できない!とゴリ押ししようかと思ったのですが、こちらを案内されたので渋々と入力をして完成。
しかし、実はこの健康宝及びhealth kit、北京市内を移動する上で絶対に必要となってくるものです。
ホテルへのチェックイン時はもちろん、少しでも大きめの施設に入場するだけでも必ず提示を求められます。
北京市は体温の測定やこうした独自の健康コードがかなり重要視されていて、体制がより厳格であると感じました。
北京市への出張前、もしくは中国国内出張時には是非事前にお調べいただくことをオススメします。
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