またまたコロナ関連の話題になりますが、少しぶり返してきたイメージがあります。
上海でも宝山区で発症したコロナ感染者が今度は黄浦区でも確認され、これらには家族内感染もあったようですが、ここにきて市内中心部での発症は緊張感をもたらすものです。
そんな中、春節も目前に控えてきましたが、当然仕事面での動きが鈍くなってきます。
現在のクライアントの一人である重慶市のとあるホテルオーナーも、既に隠居モードのようで、春節後にしましょう、が口癖になりました。
春節後というのも困ったもので、このコロナ禍と相まっていつになったら春節が明けたという認識を持ってくれるのか微妙なところでもあります。
一方で戦々恐々としているのは、知人の飲食店オーナー。
彼のお店は毎年春節も通常営業なのですが、今年はコロナ禍で予定の売上は見込めそうにないようです。
日本人ばかりをターゲットにしている訳ではありませんが、ラーメン店のような単独で訪れることができるようなケースではなく、複数人で入店するようなタイプのお店なのでかなり厳しいと言っていました。
ちょうど一年前のこの時期も、中国では何が起こっているのか、このコロナウィルスはどれほど恐ろしいものなのか手探りの状況で、中国全土が異様な雰囲気の中で春節を迎えました。
昨年ほどではないにせよ、それでも今年も同じようにワイワイと賑わいを見せる例年のようにはならないという雰囲気です。