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2021-07-06
付加価値。

何事も前向きに取り組んでいたときに、ふと教えてもらった言葉です。

思い返せば以前にも同じようにガムシャラなタイミングで言われたことがあったような気もします。

前向きに、闇雲に飛び込んで行けるときには気が付かない時もありますが、壁にぶつかりそうな時にそんな言葉を掛けられると、ふと立ち止まってしまいます。

営業出身の私にとっても販売する、売り込む商品に付加価値という言葉や概念を添えることは、価格競争だったり、誰でもできる仕事、誰にでも製造できる商品にさせないという意味でも、とても大切なもので、立ち止まって作戦を立て直す良いきっかけになりました。

言葉で言うことは簡単ですが、たしかにオンリーワンであることは仕事をする上で重要なことです。

何を今更、と言われそうですが、今日は私自身へ自戒の念も込めて書かせていただこうと思います。

弊社のようなコンサルティング事業では、一体何が付加価値なのかということを考えさせられました。

正直に言って、コンサルなんていうのは、怪しい仕事だと思われていることが少なくありません。

私自身もそう思いますし、だけどそう思われないようにしたいとも考えています。

今もこれからも企業としても未熟で、成長過程でありますが、そんな私にでも依頼をしてくれるクライアントさんがいらっしゃいます。

なぜなんだろう、と考えると、それは意外と単純なような気もするのです。

前向きに、明るく、時には冗談を言って、仕事ではスピードを大切に、妥協をせずに取り組むこと、そんな目に見えないような曖昧な何かを評価してくれると感じるのです。

技術力や、脳みそをフル活用して付加価値を見出すことができれば、そんな素晴らしいことはありません。

そんな付加価値にとても憧れます。

でも、今の私にどんな付加価値がつけられるかと言えば、企業としても、人間的にもそんな段階にいないかもしれないと思うのもまた正直なところです。

でも実は、人も、企業も全て、オンリーワンです。

あなただから頼んだんだよ、責任持って対応してくれるから頼んだんだよ。

一見すれば私に付加価値がなかったとしても、そう言ってくれる人もいます。

チャレンジをする機会を与えてもらえれば、それに全力で取り組みたくなりますし、そんな経験が成長させてくれることも多いのも事実です。

頭でっかちにならず、とりあえず闇雲にでもチャレンジすること、それはある意味私の取り柄なのかもしれません。

話は飛んでしまいますが、昔の職場で営業職をはじめたときに、こうも教えてもらったことがあります。

商品が売れるには3つの理由がある。

1つは金額、2つ目は商品価値、3つ目はその営業マンだからだ、と。

コンサルに頼むなんてことは、企業にとって人を雇用することと同じかもしれません。

投資です。

投資する価値があると思っていただけるからこそ、ご依頼がいただける。

そのご依頼があれば、何にでもチャレンジすることもできるはずです。

私はそんな投資に値するような付加価値をつけられるような人間になりたいなと、改めて考えさせられました。