さて、先回のブログに引き続き、中国で引き続き厳格に行われている隔離生活までの道のりを記していきたいと思います。
渡航前の変更があれこれありましたが、中国からの渡航後、飛行機の離陸後から隔離ホテルまでの誘導は昨年の11月とほとんど変わりがありませんでした。
むしろ空港で出迎える検疫官の方たちは、手慣れたものである印象さえありました。
日本へ入国する人々よりも中国へ渡航をされる人数のほうがよっぽど多いのかもしれません。
もちろん到着後に行われる検査や、抜け道のない隔離ホテルまでの道のりの厳格さには変わりありませんが。
離陸後に誘導されるルートを通過して行われるPCR検査ですが、前回は鼻孔の検査のみでしたが、今回は鼻孔に加えて口腔の抗体も摂取されました。

検査結果などを踏まえて登録した健康状況申告書のQRコードに加え、中国での居住地などを登録して現れるQRコードも再び必要になります。
これらは前回とほとんど変わりがありません。
スマホの充電は必須なのでご注意を。
しかしながら、こうした中国の管理体制には感服させられます。
中国ではQRコードを通して管理するAI化が浸透していますが、日本ではどうなっているのでしょうか。
こういう点は、日本のIT遅れをどうしても感じてしまう部分です。
それから習慣になると、一般的にどうしても怠け癖のある中国人ですが、やはりコロナウィルスに対する恐怖感は未だ根強くあるのでしょうか、体制の厳格さは維持されたままです。
飛行場は多くの人々が行き交う場所になりますが、国内線などで往来する人々との接触はまずあり得ません。
検査を受け、税関を通過し、荷物を受け取ると、いよいよ隔離先となるホテルまでバスで移動するまでの誘導となります。
以前は上海市内でもそれぞれの管理区域に分けられた隔離ホテルがしていされていましたが、今回は上海市は一括でバスに乗せられました。
随分遠い場所まで送り届けられましたが、結局現地時間の5時過ぎに離陸した飛行機を降りてから5時間強が経過した夜の10時過ぎにホテルへ到着となりました。
奇しくもワールドカップ予選の日本と中国戦が行われていたタイミングです。
ホテルは1泊400元、食事は一回30元のお弁当が3食届けられます。
隔離先ホテルによって、もしかしたら異なるかもしれませんが、前回よりもルールが明確化されている印象です。
例えば、例えば郵送便や、デリバリー(外卖)で頼んだ商品が決められた時間に部屋に届けられるようです。
デリバリーでの注文できる商品は個包装のものに限られていたり、ファーストフードは許可されていなかったりとありますが、以前は何だかルールがあるのかどうなのか分からないような感じでした。
ただし、飲料水などもホテル側からは最低限しか届けられず、やはりスーパーマーケットなどにデリバリーができるAPPアプリを使いこなせないようだと、2週間の隔離生活はかなり厳しいのではないでしょうか。
こうして2度目の隔離生活が始まったわけですが、今回の渡航に際して最も変化があった点があります。
それは、日本人と中国人の渡航者の比率です。
昨年のブログにも記載しましたが、日時こそ違えど、今回私が乗った便は昨年のそれと全く同じ便です。
昨年は家族連れの日本人も多く、これから駐在を始めるのであろうかという駐在員の方も多く見受けられました。
以前は5:5くらいの比率だったのが、今回は1:9か2:8くらいの割合で中国人の方の渡航者が圧倒的に目立ちました。
思えば日本でPCR検査を受けた際の病院もそうでしたし、20数名で移動した隔離先のバス内でも日本人は私だけでした。
具体的な原因は分かりませんが、日本人のビジネス目的の渡航者が落ち着いたこともあるでしょうし、日本で生活していた中国人が痺れを切らして帰国する、ということもあるかもしれません。
改めて、になりますが、このコロナウィルスが日中に関わるビジネスマンに多大な影響を及ぼしたのは明らかで、またこの変化したビジネスの形が、今後どうなっていくのか、注目が集まる部分ではないでしょうか。