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2021-08-19
中国語の営業カタログ、宣伝資料の作成。

中国になかなか簡単に渡航できないこともあって、既存の日本語の宣伝資料(製品カタログや商品資料、チラシ)を中国語にしてくれないかというご依頼をいただくことが多くあります。

今回はそうしたご要望に対する弊社の取り組み、宣伝資料の作成代行について記事にさせていただきます。

日本では企業の宣伝媒体としてSNSやホームページ等のWebサイト、それから紙媒体での資料もまだまだ根強く活躍しているようです。

中国でもSNSの活用は勿論、日本以上にSNS上での顧客との交流で電子版での宣伝資料、販促資料の活用が目立ちます。

出店する展覧会のスケージュールを貼ったり、業界の交流用のSNS内にバナー、リンクを添付して、外部サイトに誘導したりという手法がよく見られます。

定期的に宣伝を個人個人に送ってくる形式もありますが、日本人からすると何だか押し売りのように感じてしまいますが、中国では常套手段、数撃ちゃ当たる方式も立派な営業販促です。

さて、弊社に依頼をいただく宣伝広告資料の翻訳ですが、ただの翻訳だけではありません。

日本のカタログや商品紹介の資料をそのまま翻訳しただけでは、宣伝効果、営業効果はほとんど期待できません。

日本のカタログと中国のカタログにおける宣伝効果や目的に大きな違いがあるからです。

例えば設備製品における日本の商品カタログでは、その具体的な仕様や選定のための数値が記載されることが多いかと思います。

一方で中国でのそれは、もちろん追々具体的な仕様数値を提供していくのですが、この場合に使用されるのは目立つこと、そして購買意欲を掻き立てることが第一義になっている事が多いです。

何よりもまず対象に興味を抱かせること、問い合わせをさせること、これが一番の目的なのです。

例えばこちらの広告。

展覧会なのか商品説明会を開催することを宣伝しています。

目につくのは上部にある黄色でデカデカと表した日時と場所の表記。

実際にはこの文字が大きくなったり小さくなったり、とにかく大いに強調させる仕様になっています。

小さくて見にくいかもしれませんが、会場が人で埋まっている様子も目に付きます。

これをSNSの交流サイトなどにとにかく乱発して貼り付ける手法が中国企業のやり方です。

こちらも中国のある製造メーカーがSNS内に添付していた資料です。

何だか工場いっぱいに広がった自社製品、立派な門扉も写っていて、大量の製品が出荷される様子が写っています。

ところが肝心の仕様や規格などについては一切の記載がありません。

QRコードを展開していくと企業ホームページに繋がるという形になっています。

日本人の感覚からすればかなり斬新です。

中国語から日本語に変換するだけでは広告宣伝費としての効果はあまり見込めないのです。

弊社では営業代行業務はもちろんのこと、こうした資料作成や販促活動をピンポイントでお手伝いさせていただくことができます。

肝心な費用ですが、簡単な一枚の資料であれば5,000円/枚・ページ(税別)程度から、経験豊富なデザイナーを利用して複雑な資料であれば30,000円(税別)/枚・ページ程度となります。

内容にもよりますので、ぜひお問い合わせをいただきたいと思います。

中国側での制作になるので広告代理店などを利用するよりも大幅に安価な価格でサポートが可能です。

大判のカタログを大量に印刷することなく、業種に合わせたSNS作成や代行業務も承っておりますので、お気軽にお問い合わせをいただきたいと思います。

よろしくお願いいたします。