ビジネスと政治は私は完全に切り離して考えるタイプなのですが、また先日建設銀行のＬ支店長から連絡がありました。

最近は日本の一般的な世論や政治などについて度々連絡をしてくださるＬ支店長。

個人的に日本に興味があることはもちろん、彼はどちらかと言うと反米主義ですから、日本の動向や世界の動向が気になるのでしょう。

今回は安倍首相の辞任会見明けすぐでした。

株価や為替の急激な変化などから辿ったかと思いきや、そうではなくて中国のニュースでも大々的に報道されていたからでもありました。

私も彼の言動から中国の知識人の一般的な世界観を収集するのですが、彼が言うには安倍首相は中国での評価もそれなりに高いことが分かります。

もちろん彼とて政治評論家ではありませんから、表面的なニュースなどから推測した評価なのでしょうが、それも中国の報道にそうした傾向があるという何よりの証拠でもあるでしょう。

さて、そんな彼が安倍首相の何を強調して評価していたかと言えば、日本経済や社会に安定をもたらしたという点でした。

少なくとも海外からはそう見えているのでしょう。

隣の芝生が青く見えるということもありますが、互いに謙遜しつつ、互いに評価しつつ話す間柄でもありますが、彼の本音としても日本の安定した経済状況や見通しやすい社会の環境は羨望の対象であることは間違いないようです。