百度の国際ページにて各省の隔離措置について詳細が出ていました。
5月5日の記事ですので、具体的な措置や、今後の動向は是非ご自身でも確認してください。
記事では多くの都市がまだ最長で28日間の隔離措置を採っているとされています。
北京市ですが14日の集中隔離、その後7日間の自宅隔離、7日間の健康観察期間とされています。
自宅の場所などによってまた対応は様々でありそうですが、実質的に21日間は自由が利かなさそうです。
最後の7日間の健康観察期間は恐らくAPPでの申告や、場合によっては関連機関からの連絡がありそうです。
レアケースではありますが、国内の別の場所から入国をし北京に入る場合、21日間が経過していなければ再度7日+7日の自宅隔離措置、健康観察期間となります。
上海から入国をしてすぐに北京に出張するようなケースがこれに当てはまる可能性があります。
上海市の場合は昨年末に私が入境した際と対応に変化はありません。
7+7日の集中隔離措置と自宅隔離措置の合計14日間ですが、自宅での隔離措置が認められなければ14日間の隔離措置となります。
上海から入境後に江蘇省、浙江省、安徽省へ移動する場合は3日間の上海での集中隔離措置後に当地へ移動、そこでも11日間の集中隔離措置が取られるようですので、実質14日間ということになりそうです。
天津市は14日間の集中隔離措置後、7日間の自宅隔離措置が取られています。
重慶の場合は14日間の集中隔離措置の後、7日間の自宅隔離措置、その後の7日間は自主的な活動自粛となっています。
重慶市の定めではこの自主的な活動自粛というのは公共交通機関の利用禁止、比較的緩やかな内容と言えるかもしれません。
その他の地域は百度の更新バナーを貼っておきますので、こちらのサイトでご確認ください。
それにしても、自宅隔離の7日間というのはどういうものなんだろうと調べてみましたが、これまた外出がかなり徹底して禁じられているようで、結果として集中隔離措置と何の違いもないもののようです。
私の知人は帰任が決まっていたために、この自宅隔離期間を利用して自宅の荷物をまとめるための時間に当てたそうですが、外出はやはり全くできなかったそうです。
気持ち的な問題、というところでしょうか。
ちなみに私は過去の渡航に際して小区や隣人、大家さんの許可が取れずに結果として14日間全てを指定のホテル内で過ごすことになっています。
いずれにしても、これから入出国を検討されている方はそのタイミングで是非ご自身でも調査されることをオススメいたします。