国慶節になりました。
道路は渋滞、高速鉄道は人混みで満パン、そんな光景が思い浮かばれます。
とはいえ、中国ではコロナ感染状況は落ち着いてはいますが、何でもかんでも自由というわけではなく、様々な制限が掛けられています。
例えば上海市に住む社員と雑談をしていて、国慶節は遊びに出掛けないの?と聞いたところ、こんな声が聞かれました。
小さい子供が外出をする場合、ワクチンを接種していないことや、子供の間で感染が広まっていることが影響して、PCR検査の陰性証明が義務付けられているので、上海市外に出掛けられないとのこと。
大きな影響は今も中国でも根深く存在しているのです。
さて、我々が実施している中国語教室でも度々この祝日の話題になります。
中国人は日本人と比べて祝日の意義を感じながら、堪能する傾向が強いです。
国慶節や春節といった大型連休はもちろんですが、それ以外にも様々な祝日が存在しています。
先日の中秋節、満月の夜に家族でともに食事をすることは、中国人からするとごくごく自然で、絶対に外すことができない一日です。(そのため隔離施設には誰も迎えに来てくれることなく、一人寂しくタクシーで帰宅したのですが、、、)
私としても、わざわざ遠くまで迎えに来てもらうのも憚られたので、おとなしくタクシーに乗り込みましたが、こちらとしても大事な中秋節をお邪魔する気にならないものです。
もちろん、月餅も外せないアイテムですが、こうして見るとやはり家族を大切にしたりという儒教的な発想が強く残っていることも感じられます。
中国語教室のネタとして改めて振り返ってみると、面白いのは、バレンタインデーの情人节。
情人节は毎年2月14日と決まっていますが、日本と違って女性が男性にプレゼントするのではなく、男性が女性にプレゼントをします。
またプレゼントの内容もマシュマロだとか、チョコレートではなく花束だったり、女性が喜ぶものをプレゼントするのが普通です。
また、祝日にはなりませんが、光棍节というものがあります。
この光棍节は11月11日、様々な説があるこの日は1が並ぶ日ということで、独身の日などと言われます。
独身族が一人の生活をより良くするためにと、転じてインターネットショッピングのいち大セールが行われる日として定着しています。
今年もそろそろこの独身の日が近づいていますが、今年も内需の高まりが引き金となって、ネットショッピングの爆買が記録を更新するかも知れません。
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