NEWS/TOPICS

2020-08-19
中国の景気動向。

コロナ禍によって多くの人的、経済的な被害があったのは中国だけでなく世界的な大問題になってしまいました。

中国では既に経済活動が再スタートを切られているというのが私の印象です。

一部の情報によると政府系の銀行(といっても中国の銀行はすべて政府系ですが)での金利が土地開発目的によってかなり下げられて融資されているようです。

中国の投資においての金利というのは確かに重大なカギとなりますが、それでも中国政府がこれを緩和する動きというのはなかなかありませんでした。

私は当初こうした動きは世界的に中国はまだ発展しているんだというアピールでもあるとも考えていましたが、ここ数年では緩和の動きがちょこちょこと表れてきており、忖度なのか分かりませんが、状況に応じてすみやかにタイムリーな対応をしていくことが予測されます。

私が身近に感じるミクロ経済の状況ですが、不動産、土地開発は昨年、一昨年の底冷えから少しづつ前向きにとらえられてきていると感じます。

貿易関係はやはりアメリカからのけん制が強く影響し始めているものの、IT関連はこの数年の上昇と同じように変わらずに好景気を保っているといえそうです。

移り変わりの激しい中国経済ではありますが、ITの強さはまだまだ続きそうであるというのが個人的な読みです。