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2021-04-16
中国でのSNSによる拡販。

私もなかなかSNSなるものに追いついていけない世代なのですが、日本でも中国でもSNSを媒体とした企業の拡販活動はかなり重要なコンテンツになっています。

日本の場合もちろん話題になるのは大手企業が多いように思いますし、中小企業では専門部署を設ける訳にもいかず、徐々にその役割がうやむやになってしまうケースも少なくないように見受けられます。

いずれにせよ無料で行える拡販コンテンツとしてのSNSは手を出したくなるほどの魅力的な媒体であるはずです。

中国では日本と違い、大手だろうが中小企業だろうが零細企業であってもこの手のツールによる拡販が活発だと感じます。

その理由は中国が電子マネー決裁が主流であること、人海戦術では広くて人口の多い中国では限界があることが主でしょうが、ITが日本より更に身近であることも理由でしょう。

また、中国の場合、そうした企業向けのSNS拡販を展開するサービス事業もかなり流行しています。

ある程度の費用を払い、専門的な文言などは企業側から提出する必要があるものの、それを構成しデザイン性を付け足して記事を作成します。

それを社員やもちろん業者に任せてとにかくばら撒く(という表現が合っています)ように拡散させています。

中にはやりすぎだと思われるような誇張表現があったりもしますが、過去に様々な顧客に接触するたびにそうした誇張広告に魅力を感じていたりもするので、ある意味では威力は絶大かと思われます。

日本人や日本企業はどうしてもコンプライアンスや顧客情報ともいえる取引先様を全面に押し出すような広告には引け目を感じる傾向がありそうですが、もちろん許可を得ることは必要ですが、こんな大手企業と付き合いがあるのか、などと認知をさせる目的であっても、広告宣伝としてはかなり有意義なものになるでしょう。