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2020-06-24
与信調査の雛形を更新しました。

中国における与信調査の雛形を調整、更新しました。

中国では与信調査がなかなかスムーズに進行しません、銀行の調査や売上高など具体的な数値を収集するのは中小企業相手にはほぼ不可能です。

ただ、取引の形態や、着地点に基づいた調査というのは足と知恵を使えばお役に立てる情報が提供できます。

支払い条件、支払いサイト、コンプライアンス、訴訟関連の情報などは独自ルートにて比較的容易に取得することができ、またそれに基づいて判定を出すことができます。

特に中国企業は謎に包まれていることが多いのですが、ヒアリングさえできれば目的にあった情報を提供できる自信があります。

私もですが、性悪説の中国事業進行において、必ず最初から最悪の場面を想定しながら進めますし、それは従業員にも相当に徹底しています。

そのことで取引までの道のりが困難になることも少なくありませんが、中国事業で大幅な譲歩や妥協して商取引を進めるのは大変危険な行為です。

1週間程度の簡易調査なら5,000元程度から実施することができますので、事前調査でも取引進行中であっても企業の実態を知るのは大変貴重だと思います。

知彼知己、百戰不殆。不知彼而知己、一勝一負。不知彼不知己、毎戰必殆。

これは孫子の兵法にある言葉です。その意味は

敵を知り、己を知れば百戦危うからず。敵を知らずして己を知れば、一勝一敗。敵も己も知らねば戦うごとに必ず危ない。

現代ビジネスにも大変通じる言葉です。