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2020-09-17
上海ロフトとPS5。

日本人として中国で生活するうえで、中国人との会話で欠かせないスキルは漫画とゲームと自動車だと思います(笑)

そのくらい、日本イコール漫画やゲームや自動車という印象があるのでしょうが、残念ながら私どれもあまり得意な話題ではないのです。

それでも余りにも話題になりやすいので、チャンスがあれば覚えたほうがいいなあと思わされるものです。

そんな中、某中国系大手銀行の支店長さんから、PS5をどうしても手に入れたいと依頼がありました。

先日も同じような話をいただいたのですが、さらーっと調べた限りまだ正式発売ではなく、ここ数日で予約開始とのこと。

中国人の方はどのようなお偉い方であろうと、仕事中にこうした個人的なメールを送ってくることが大変多いので、あまり真面目ぶるつもりもないのですが、更に自分の得意ではない分野の話なので、調べたりするのにも骨が折れます。

まあ、そんななか、日中両文の様々な情報を収集して回ったのですが、このPS5という代物、意図的に情報を隠しているとしか思えないほど少ない情報量です。

明日18日から店頭及びアマゾンで予約開始、とされているのに、現時点でアマゾンには一切その記事がありません。

考え過ぎではないと思います、これは明らかな企業戦略、私が買う訳ではないのですが、購買意欲を掻き立てます。

依頼主の彼からももし店頭で並ぶことになったとしたら、半分は中国への代购(ネット横流し販売業者)ではないか、とのこと。

彼のようなオタクたちは喉から手が出るほど欲しい商品でしょうし、調べる限り中国人の方がその話題に熱心で、その可能性も大いに考えられます。

さて、このゲーム機、ゲームソフト、中国では使用が禁止されているばあいもあり、注意が必要ですし、日本メーカーも輸出使用を制限していたりします。

ここまでくるとメーカーももしかしたら購買意欲を更に掻き立てるために意図的に禁止と唄っているのではと思わされるほど、とにかく中文の記事で推測の情報が流れまわっているのです。

ゲーマーおそるべし、ですが、それだけ魅力的な製品を作り出す日本のクリエイティブ力は世界に誇れるものかもしれません。

一方で、先日もオープン時に記事にしたロフト、残念ながらオープン時をピークとしてそれ以降、大きな話題とはなっていません。

私も思春期の中学生時代頃には斬新なデザインが大好きだったロフト、中国進出では苦戦を予想していましたが、1年目ということもありますので、これからの展開いかんではありますが、飽きやすい中国人に対して何らかの戦略を打って出ねばなりません。