もう死語にもなりつつありますが、私が初めて中国で仕事をし始めた際に何度かこの言いまわしを聞いたことがあります。
政府に政策があれば、民衆にはそれをすり抜ける対策が術があるという意味です。
トップダウンで決断の速度は早くとも、それが公平ではなかったり、デメリットを被ることはどうしてもあります。
そうした状況下での生き抜く術を持ちなさいという意味合いなのでしょう。
当ブログではあまり政治的な話をするつもりはありませんが、実際問題として日中で政治観が大きく異なることも事実です。
そうした状況に中国人がどう思っているのか、と問えば、まさにこの言葉に集約されているのではないかとも思う訳です。