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2021-03-12
パソコンの購入。

多くの日本企業が決算前の時期となりました。

中国では会計上の決算日は一律12月末となっていますが、12月末はどんな企業でも若干慌ただしくなることが多いようです。

日本ではご存じの通り年度換算で3月末を境に決算を迎える傾向が多いようですが、この時期となれば来期の予算組みや今季の売上状況に応じた備品の購入も考えられるかと思います。

そんな中でやや強引ですが、パソコンの購入について、です。

アナログ人間の私ですが、パソコンは今やビジネスマンにとっては切っても切り離せないもの。

中国国内で購入した小米のパソコンをかなり安価で購入したのはもう4,5年前のことになります。

私はWeChatなどでは中国語で交流するケースも少なくないこともあって、もう今となっては慣れてしまいましたが、中国のPCと日本のPCではキーボードの位置が若干違うのに最初は少し戸惑いました。

最も面倒なのが、シフトキーに連動した記号の部分。

例えばシフト+8、9で出てくるカッコ()の記号、中国のキーボードはシフト+9,0に対応しています。

通常文字を打ったりする分にはそこまで影響はありませんが、このようにブログなどを作成したり、書類作成ではこのような例に苦戦することが少なくありません。

実際稀に使うような記号については、入力言語を交換することでわざわざ中国語タイピングに変更しつつ、ということもあります。

自分が使用するだけならこの点は大きな問題にこそなりませんが、以前私のPCの調子がおかしく、日本に滞在中にPC上の遠隔操作で点検してもらったことがあります。

しかし、私のPCは安価であったこともあり、中国国内向けに作られていて、ツールの使用時などに出てくる言語変換ができず、全て中国語でしか表示されないのです。

そのため、わざわざ電話を繋いで翻訳をしながら「これはデスクトップという意味です」などと繰り返していたことがありますが、利用者本人が中国語が苦手といった場合には、PC上に出てくる専門用語に四苦八苦することは疑いありません。

安いからといって、安易に中国で購入をしてしまえばこのような手間がかかり必要以上の労力がかかることもあるので、注意が必要です。