NEWS/TOPICS

2020-09-28
ストレス社会は日中ともに。

ストレス社会という言葉が出てきたのはもう10年も前のことだと思います。

芸能ニュースでは薬物や自殺といった暗いニュースばかり飛び交っていて、とても残念ですが、特に自殺についてはコロナ禍もあり抑うつ症状が出ることもあるのではないでしょうか。

若者だけではなく、仕事に脂が乗り始めた30代、40代でも自死を選ぶ境地は誰しもが持っているのかもしれません。

ですが、そんな中でも強く前を向いていかねばなりません。

日本ではこうした暗いニュースも大々的に報じられますが、中国ではひっそりとニュースになることのほうが多い傾向に感じます。

実は中国でも自殺そのものは少なくありません。

儒教の考え方や政治的な影響もあり、自ら死を選ぶことを良しとしない傾向がそうしているのかもしれません。

日本人のようにふさぎ込むことが少なくないように感じますが、結局のところストレスを抱えるのは一緒なのでしょう。

ずいぶん前に若者の○○離れという言葉が流行している、といわれることに対して、若者が反論をしていたニュースがあって、その中で印象的だった言葉があります。

今の若者は何かにお金を掛けないということではなくて、スマホで常に情報を収集している、というか収集させられている。

ずいぶん前の時代は営業は外回りから会社に戻ってFAXを確認したり、入電を知らされるルーティーンだが、今では便利になりすぎて土日でもお構いなしに連絡が受けられる状態になっていて、何かに時間を掛ける余裕もなく、それこそがストレス社会に繋がっている。

そんなような話でした。

こと、こうしたハイテク化というのは人々の動きを更に利便化したと同時に忙殺されるようなことも少なくありません。

この点においては間違いなく日中両国ともに課題としてあるかもしれません。